「ギャップ」から生じる誇大したイメージ
「昔は悪かったのに、今じゃこんなに立派に働いてすごいね」
「普段クールな人に褒められると、嬉しいよね」
両方ともよく聞く話なのではないかなあと思っています。
実際に私も、嫌われてるかも。と思っていた人から優しくされると、飛び上がるほど嬉しくなってしまいます。笑
しかし、実際ところ、
①昔は悪かった
②今は立派に働いている
の①から②への振り幅が大きいからこそ、②が実際よりもより良いものに見えてしまう。というだけの話であると思います。
①東大に入学
②今は立派に働いている
このような分脈の場合、受ける印象はまったく違うものになるのではないでしょうか。
別に、「昔やんちゃしてたけど今は急成長企業の社長してます!」とかをバンバン言ってる人が悪いとかではないです。
実際、世の中は自らが思っているよりも「イメージ」「印象」とかいう不確実なものによって回っていると思います。
人間はあほだし単純なので、目先の情報だけを自分の中にあるものさしで判断してしまうものなのだなと、感じています。
ただ、ずっとずっと真面目に頑張ってきた人が「イメージ」とかいう漠然としすぎているものに影響をうけ、場合によっては損をする。
という構造に関しては、なんだかむずむずしてしまいます。
イメージってすごくこわいよね。
私は、できるだけ客観的な尺度で物事を判断していきたいなといつも思っていますが、
そう思っているのは誰かっていうと紛れもなく私で、私は幸か不幸か「主観」から逃れることはできない運命な訳で。
なに書いても「むずかしいよね」しか言えないからブログ書くの嫌だったんですけど、
内側に置いといたら知らないうちにどっかに消えてしまうなと思ったので書きました。
たのしかった。
さようなら